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バナナは甘くて柔らかく、離乳開始すぐの赤ちゃんでも食べやすい食材ですので、よく使うというご家庭も多いのではないでしょうか。
BLWでは赤ちゃんが手で掴んで食べることが多いのですが、バナナはつるつるとして掴みにくく、また柔らかいので離乳開始すぐの掴むことに慣れない赤ちゃんは握りつぶしてしまい、意外に食べにくかったりもします。
ここではバナナの栄養や赤ちゃんが掴みやすく食べやすい切り方、バナナを使ったレシピの紹介をしたいと思います。
バナナの栄養について
よく買う果物はバナナ、という家庭も多いと思います。バナナは美味しく価格も安定的で、どのスーパーでも手に入ってとっても便利ですよね。バナナ大好きなお子さんも多いのではないでしょうか。
そんなバナナに含まれる栄養素で代表的なものを紹介します。
カリウム
カリウムはナトリウムとバランスを取りながら、細胞を正常に保ったり血圧を調整し、身体の状態を一定に保つ役割を持っています。摂り過ぎたナトリウムを身体の外に排出させてくれるような働きがあります。
ビタミンB2
脂質、糖質、たんぱく質を分解してエネルギーに変える反応をサポートする役割を持っています。また、成長を促進したり皮膚や爪、髪などの細胞の再生にも関与するため「発育のビタミン」と呼ばれます。子どもには特に欠かせない栄養素です。
ポリフェノール
抗酸化作用を持つ栄養素です。その働きは、同じく抗酸化作用を持つビタミンCやビタミンEに負けないくらい強力と言われています。身体の中の活性酸素(細胞を酸化させてしまう物質のこと)を封じ込めて無毒化することにより、酸化を防ぎます。
※バナナの栄養について書くにあたり以下の文献を参考にしました。
中村丁次「栄養の基本がわかる図解事典」,成美堂出版,2022年5月,112、113、92、93、136、137ページ
バナナのBLW離乳食での使い方(レシピあり)
バナナの切り方やバナナを使ったレシピを紹介します。
バナナの切り方
意外とバナナは手づかみしにくい。。どうしたら食べやすいだろうと、色んな切り方を試してみたので紹介します!
お子さんの成長に合わせて掴みやすく食べやすい切り方は変化すると思いますので、いろいろ試してみてくださいね。
①皮付き
よく洗って5~7㎝くらいの長さに切ったら、上部だけ剥きます。皮の部分はつるつるしないので掴みやすく持ちやすいです。
ただし、皮が食べられないという認識がないので、皮を食べようとした場合には補助が必要となります。また、初期の頃はまだ手も小さいので、太さによっては持てない可能性もあります。
②3等分
皮を剥いたら5~7㎝くらいの長さに切り、手で3等分にします。手づかみするには丁度いい太さになりますが、持った時につるつる滑るのでうまく掴めないこともあります。また、握り潰してしまうこともあります。
③輪切り
皮を剥いて5~7mmくらいの薄さに輪切りします。サイズが小さいので初期はうまく掴むことができず、掴めたと思ったら握り潰したりもします。
ただし、少し手づかみに慣れたらこのような切り方にすると小さくつるつるしたものを掴む練習になると思いますので、成長と共に取り入れてもいいと思います。
④斜め輪切り
皮を剥いて5~7mmくらいの薄さに斜め輪切りにします。③の輪切りよりはサイズが大きくなるので、少し掴みやすくなります。ただし、③と同様小さめなので初期はうまく掴めなかったり、握り潰したりしやすいと思います。
手づかみに慣れたら輪切りの前に斜め輪切りを試してみてもいいかもしれません。
⑤斜め輪切り(表面がなみなみ)
皮を剥いてから表面がなみなみに切れるような専用カッターを使って5~7mmくらいの薄さに切ります。表面がなみなみになることで④よりも更に掴みやすいと思います。
⑥2等分
皮を剥いてから5~7㎝くらいの長さに切り、2等分します。3等分よりは少し太いために、握り潰しにくくなります。
個人的には掴むことに慣れたらこの2等分が一番食べやすいように思っています。
バナナを使った手づかみ食べレシピ
バナナそのものの味に慣れたら、調理したものも提供しました。
新作が出来る度に加筆しますね!
①バナナときな粉のオートミールおやき
オートミールとはオーツ麦を食べやすく加工したもので、食物繊維や鉄分が豊富に含まれています。
従来式の離乳食ではモグモグ期(7~8か月)から使用可とあります。我が家の場合は離乳開始44日間(月齢8か月、早産児につき修正月齢では6か月半)に初めてオートミールを使用しました。
レシピ(大人の一口サイズ2個分くらい)
〇材料〇
オートミール 大さじ1
水 大さじ1
バナナ 10g
きな粉 小さじ1/3
サラダ油 適量
〇作り方〇
①オートミールと水を混ぜ、レンジで10~20秒加熱する。
②バナナをフォークでつぶしたら①ときな粉と混ぜる。
③フライパンにサラダ油をしいて、②の生地を大人の一口サイズくらいになるように薄く広げる。
④蓋をしながら弱火で両面4分ずつくらい焼く。
※たくさん作ったら冷凍可能
②バナナときな粉のパンケーキ
砂糖、卵不使用のパンケーキです。バナナでほんのりと甘みがあります。ベーキングパウダーを使っていますが、アルミフリーのものです。
ちなみに、パンケーキを初めて出したのは離乳食開始65日目(生後9か月、早産児につき修正月齢では7か月半)です。
レシピ(直径4~5㎝10枚分くらい)
〇材料〇
バナナ 1本
小麦粉 30g
牛乳 30cc
きな粉 3g
ベーキングパウダー(アルミフリー) 2g
サラダ油 適量
〇作り方〇
①バナナの皮を剥いて、フォークでつぶす。
②①とサラダ油以外の材料をよく混ぜる。
③フライパンに薄くサラダ油をしいて、中火にかける。
④②の生地を流し入れ、軽く焼き目が付いたら裏返し、蓋をして4分くらい焼く。
※ラップをして、冷凍可能
我が家で使っているベーキングパウダーはアルミフリーでオーガニックのもの。第一リン酸カルシウムも不使用のものです。
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