BLW離乳食　南瓜の栄養と使い方（レシピ）

※本投稿にはプロモーションを含む内容が含まれています。

南瓜は甘みがあり、調理すると柔らかく食べやすいため、離乳食に使われることが多い食材なのではないでしょうか。

歯茎で潰せるような柔らかさにもしやすいため、BLW離乳食を始めたばかりの頃からも安心して使うことができますね。

ここでは南瓜の栄養についての話やBLW離乳食における南瓜の使い方について我が家の例をあげて紹介したいと思います。

南瓜の栄養について

南瓜の旬は夏に収穫したものを追熟させ、食べ頃を迎える秋～冬です。ただし外国産も出回るため、最近は年中スーパーで見かけますよね。

オレンジ色が鮮やかで、使うと食卓がぱっと華やかになります。甘みもあるため、おかずだけでなくおやつにも使いやすい食材です。

そんな南瓜に含まれている栄養についてはご存じでしょうか。

南瓜の栄養成分として主に挙げられるのは、炭水化物、ビタミンA、ビタミンCなどです。

炭水化物

穀類、いも類、砂糖、果物などに多く含まれる栄養素です。

炭水化物は消化酵素で消化される「易消化性炭水化物（糖質）」と消化されない「難消化性炭水化物」に分類されます。糖質はブドウ糖に分解された後、エネルギー源として利用されます。また、難消化性炭水化物の一種である食物繊維は腸内環境を改善するなどの役割があります。

ビタミンA

皮膚や粘膜、目の健康を維持する役割を持つため、感染症を予防し免疫力を高めることにも役立ちます。脂溶性のビタミンなので、油と一緒に摂ると小腸での吸収を高めます。

ビタミンC

皮膚や骨の健康を維持したり、傷を修復するのに欠かせない栄養素です。また、鉄の吸収率を高める働きや強い抗酸化力も持っています。

※南瓜の栄養について書くにあたり以下の文献を参考にしました。

中村丁次「栄養の基本がわかる図解事典」，成美堂出版，2022年5月，62、63、66、67、82、83、106、107ページ

南瓜のBLW離乳食での使い方（レシピあり）

我が家での南瓜の使い方を挙げていきます。レシピは随時加筆したいと思います。

蒸す

まず、基本となるのが蒸す調理法。5～6㎝くらいの長さ、厚さは5mmくらいある方がいいと思います。薄すぎると握り潰してしまうからです。

蒸し器や、シリコンスチーマーで蒸します。茹での場合は、火加減や時間がとても難しいので南瓜は蒸す調理法が向いていると思います。

皮が食べにくい赤ちゃんには皮を剥いてあげるのもいいと思いますが、皮を剥くと握ったときに潰れやすい・・

赤ちゃんの様子を見て対応してあげてください。

蒸し焼き

蒸しただけの南瓜は柔らかく、あかちゃんによっては握り潰してしまい食べ辛いことがあるかもしれません。

そんな場合は蒸した南瓜をフライパンで焼いてあげると、表面が固まり握りやすく食べやすくなります。焼き過ぎは逆に硬くなって飲み込みにくくなるので、火加減と時間には注意してください。

南瓜を使った手づかみ食べレシピ

南瓜はでんぷん質も多いため、おやきなどに加工しやすい食材です。また、まだ砂糖を使っていない段階でも自然な甘みを料理に加えてくれるのでかなり重宝します。

①南瓜と卵黄の黒ゴマバターおやき

卵黄やバター、粉チーズが使える段階になったらおススメのレシピです。

レシピ（直径2～2.5㎝くらいであれば10個ほどできます）

※ラップをして、冷凍可能

②ケークサレ

レシピ（12.5×6.3㎝のパウンド型1つ分）

※ラップをして、冷凍可能

③南瓜と豆乳蒸しパン

レシピは『BLW離乳食「蒸しパン」レシピアイデア』の投稿に載せています。

④南瓜のニョッキ

大きさは3.5㎝くらいにして、掴みやすくしています。少しつるつるしているので、掴みやすくするためにきな粉をかけてあげるといいかもしれません。

レシピ（3.5㎝くらいの長さのもの4～5個分くらい）

※ラップをして、冷凍可能

⑤南瓜とチーズパンケーキ

レシピ（直径4～5㎝10枚分）

※ラップをして、冷凍可能