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BLW離乳食を始めたばかりの頃はまだまだ食材を手づかみし、口に入れ、飲み込むことに精一杯です。まだ母乳やミルクも飲んでいる状態だと思いますので、栄養は充分に摂れています。
ただ、徐々に食材に慣れてよく食べるようになり、離乳も進んできたら、やはり栄養バランスを考えた食事は大切。では、栄養バランスのいい食事を赤ちゃんに出すにはどうしたらいいのか?
主食、主菜、副菜を意識した食事を出すことでバランスが整いやすくなります。
この投稿ではそもそも主食とは何か、主食の役割など基礎となる話やBLW離乳食や手づかみ食べで使える主食のレシピアイデアを紹介します。
主食って何?主食の役割は?
主食とは日常の食事の中心となる食物のことです。国により、主食となるものは異なりますが、日本では米、もち、パン、麺類(うどん、そば、スパゲティ)などを指します。外国ではじゃが芋やとうもろこしが主食になっていることもあります。
主食になる食品には炭水化物が多く含まれていることが特徴で、役割は活動のためのエネルギーになることですので、とても大切です。
BLWを進めるにあたり、いも類を主食と考えるか、蒸しパンやパンケーキを主食と考えるか、おやつと考えるかということなのですが、あくまでも私の考えを記します。
いも類には炭水化物が多く含まれていますし、世界にはいも類を主食とする国もあります。
また、沖縄県版の「食事バランスガイド 」ではさつま芋が「主食」として扱われています。
ですので、私の場合はいも類を主な材料として使った場合、主食として栄養バランスを考えています。
また、蒸しパンやパンケーキですが小麦粉を多く使い、砂糖を使用しない場合はおやつではなく主食として考えています。
ですので、以下の主食のレシピアイデアにはいも類を使ったもの、蒸しパンやパンケーキのレシピも含まれます。
主食のレシピアイデア
米を使ったもの
①二色おにぎり
BLW離乳食の本を見ると、ごはんを握っただけの白おにぎりが提供されています。うまく食べられる赤ちゃんはもちろんそれでいいのですが、息子の場合、米粒がべたべたと手に付き食べにくそうな様子が見られました。
以下のレシピのように、周りを粉状のものでコーティングしてあげると持ちやすくなり、食べやすくなります。
レシピ(おにぎり2個分)
〇材料〇
ご飯 60g
きな粉 適量
青のり 適量
〇作り方〇
①ご飯を半分に分け、それぞれ俵型にきつめに握る。
②きな粉と青のりをまぶし、更に形を整える。
きな粉や青のり以外にも、納豆パウダーや、レバーパウダー、かつお粉などをまぶすのも主食の炭水化物と同時にたんぱく質も摂れていいと思います!
②手づかみオムライス
以下のレシピのように、ごはんの周りを卵でコーテイングしてあげるのも持ちやすくする一つの方法です。レシピは卵黄を使っていますが、卵白を解禁しているお子さんは全卵を使用していいと思います。
レシピ(大人の一口サイズ4枚分)
〇材料〇
ご飯 100g
卵黄 1個
玉葱 10g
パプリカ 10g
ミニトマト 2個
サラダ油 適量
〇作り方〇
①玉葱、パプリカをみじん切りにし、少量の油で炒める。
②ミニトマトを刻む。
③ご飯と①②を炒める。
④③をボール状にしたら溶いた卵黄を片面に付け、少量の油をしいて中火にかけたフライパンで両面3分ずつくらい焼く。(ヘラなどで少し押さえつけながら焼くとgood!)
パスタを使ったもの
①フリッジきな粉
既定の分数より少し長めに茹でたフリッジ(パスタの一種で写真のようにらせん状のもの)にきな粉を絡めるだけです。フリッジを使っているのは、掴みやすい形状で、つるっとしたマカロニよりも窒息の危険が少ないと思ったからです。
②ファルファッレのトマトがらめ
既定の分数より少し長めに茹でたファルファッレ(パスタの一種で、下の写真のように蝶のような形のもの)に刻んだトマトやトマト缶を絡めるだけです。
ファルファッレを使っているのは、フリッジと同じような理由で、掴みやすい形状で、つるっとしたマカロニよりも窒息の危険が少ないと思ったからです。
うどんを使ったもの
BLWが進み、赤ちゃんが成長すると長い状態のうどんも上手く食べることができると思いますが、それまでは手づかみしやすい形状に変えてあげると食べやすくなります。
①手づかみ焼きうどん
手づかみ焼きうどんのレシピはこちらに載っています。
パンを使ったもの
パンは掴み食べしやすい食品ですので、かなり初期の段階から使えます。以下アレンジを紹介します。
①きな粉ヨーグルトのせ米粉パン
ヨーグルトときな粉を混ぜたものをパンに塗ります。きな粉でたんぱく質を、ヨーグルトでたんぱく質やカルシウムを同時に摂ることができます。
パンは米粉のパンを使っていますが、離乳食の進み具合に応じて小麦粉や卵を使ったパンでももちろんOKです。
②きのこクリームトースト
きのこをどうにかして使いたいと考えたレシピがこちらです。クリームソースのレシピだけを載せますので、パンに乗せたりパスタに絡めたり、お魚に乗せて焼いたりとアレンジ可能です。
レシピ(クリームソースのみ)
〇材料〇
好みのきのこ 50g
小麦粉 大さじ1/2
牛乳 90㏄
サラダ油 小さじ1/2
〇作り方〇
①きのこは石づきなどを取り、細かく刻む。(みじん切りチョッパーを使うと便利!)
②フライパンを中火にかけ、サラダ油をしいたら①がしんなりするまで炒める。
③火を弱火にし②に小麦粉を加え、炒める。
④③に牛乳を大さじ1ずつ加え、加える度によく混ぜ合わせる。
※ラップに薄く広げて冷凍しておくと、必要な分を折って使えるので便利です
小麦粉を使って加工したもの
小麦粉は蒸しパンやパンケーキなどに加工し、主食として使えるのでとても便利です。
①小豆蒸しパン
小豆は砂糖不使用の蒸し小豆を使っています。ベーキングパウダーはアルミフリーのものです。
レシピ(25mlタイプの離乳食冷凍保存容器なら5個分くらい)
〇材料〇
小麦粉 50g
牛乳 50㏄
蒸し小豆(砂糖不使用) 20g
ベーキングパウダー(アルミフリー) 小さじ1/2
サラダ油 適量
〇作り方〇
①小麦粉とベーキングパウダーは先に合わせておく。
②①と牛乳、蒸し小豆をボールに入れ、さっくりと混ぜる。
③②を好みの型に流し入れる。⑤蒸し器に入れ、強火で12~15分くらい蒸す。
※ラップをして、冷凍可能
②バナナときな粉のパンケーキ
バナナときな粉のパンケーキのレシピはこちらに載っています。
いも類を使ったもの
①人参とじゃがいものおやき
じゃが芋を使っているので私の考えでは主食の分類で紹介していますが、考え方によっては副菜の分類にもできると思います。
人参とじゃがいものおやきのレシピはこちらに載せています。
②さつまいもとキャベツとしらすのおやき
レシピ(大人の一口サイズ5個分くらい)
〇材料〇
さつまいも 60g
キャベツ 10g
しらす 5g
片栗粉 5g
水 大さじ1
サラダ油 適量
水(蒸し用) 大さじ1
○作り方○
①さつまいもは皮を剥いてラップを巻いてレンジで4、5分加熱し、マッシャーで潰す。
②キャベツを2ミリ角くらいに細かく切る。
③①②としらす、片栗粉、水をボールに入れてよく捏ねる。
④フライパンに薄く油をしいたら、火をつける前に③で作ったたねを大人の一口サイズくらいに成型する。
⑤中火にかけ、軽く焼き目が付いたら裏返し、大さじ1の水を加えたら蓋をして5分くらい蒸し焼きにする。
※ラップをして冷凍可能
レシピは今後も加筆しますね!
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